CALENDAR
S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< December 2018 >>
ARCHIVES
CATEGORIES
<< プくぷク | main | 七夕、イサジパターン >>
イサジパターン、課外授業
 

みなさま、こんにちは。

本日は、明星学園高校の学生さんたちが、
授業の一環でオンゴーイングへいらっしゃいました。
ふだんの授業でも、先生といっしょに、展覧会に行き、レポートを書いたり、
作品の再現をしながら勉強しているそうですが、
今回は今学期最後の授業なので、

「いつものようにレポートなどではなく、
おしゃれなアートセンターオンゴーイングで、(笑)
作家さんをかこんでお茶でもしながら、楽しくお話を伺えたら」

と先生がオンゴーイングへいらっしゃった経緯を教えてくださいました。
なんて楽しそうなクラス。というわけで、現在展示中の伊佐治くんが
学生さんたちに、アーティスト・イン・レジデンスや作品についてお話してくれました。





美大受験をひかえた学生さんたちは、美大や作家活動のリアルな体験談に
興味津々なようでした。レジデンスのことについて、
多く訊かれていましたが、それにかんしては、
今度のトークショーまでお楽しみということにしましょう。
レジデンス以外の質問には、以下のようなやりとりがありました。

学生さん
「ヨコハマ映像祭の都市のミームというワークショップの映像を
 youtubeで拝見したんですが、
伊佐治さんは、
 作品を制作することによって、いらなくなった日用品の

 価値を変換しようとしているんでしょうか」

伊佐治 
「いや、それはあとからそういう説明はいくらでもできるけど、
 すでに、他にもそういう作家さんってたくさんいるし、

 僕の作品の特徴を話すときに「価値の変換」というのは、
 前面に出すことはないかな。そもそも、あれは、
 中島智先生という民俗学の先生発案のワークショップで、

 ちょっと特殊な例だったと言えると思います」


学生さん
「今までで一番うまくいったなと感じた作品はなんですか?」

伊佐治 
「あのボールペンの作品がある意味、デビュー作だったのだけど、
 すごく簡単な作業でできるので気に入っています」

学生さん
「今までで一番扱うのがむずかしかった素材はありますか?」

伊佐治 
「洗剤で『泡のチカラ』というのがあるけれど、
 あれは固くてむずかしかった(笑)」

学生さん
「ばらばらでも1つのものっていうイメージはありますか?」

伊佐治 
「うーん、基本的に、日用品で花とか動物とか作ってみましたみたいな、
 何かに見立てるようなことをしたくないんです。
 ただ作業を積み重ねて、なにか面白い形になればいいっていうか」

学生さん
「展示の配置はどうしてこうなってるんですか?」

伊佐治 
「ふだんバイトで、他人の展示や設置作業をしたりもしているんだけど、
 たいてい絵なら中央が1500ミリとかミリ単位で決まってたり、
 面合わせとか、いろいろルールが多いんです。その感覚が体にあって。
 作品が自分の手を離れて、他人の手で展示されたときでも、
 ちゃんと自立するように、あんまり特殊なことをやらずに、
 できるだけふつうにやりたいと思っているので配置はこうなっています」

学生さん
「美大受験のときってどうでしたか?」

伊佐治 
「うーん、地元から東京に受験に来たのだけど、
 一緒に行った友達にへらへらした感じで話しかけられても、
 無視するくらい、精神的に追い詰められてましたね。
 でも、それくらい追い詰められる経験って、受かる受からないは
 別にして、
あとあと制作するときに大事なんじゃないかとも思うよ」

そして、最後には、
「最終的な目標はなんですか」なんて、

ビッグな質問もとびだしました。
こちらドキドキしてしまいました。笑

率直な質問を投げかける学生さんたちを見て、
なんだか胸がきゅんとしました。高校生って、ある意味大人だなぁ。

明星学園のみなさん、伊佐治くん、本日はおつかれさまでした。

さて!今週土曜日はオープニングパーティーです。
スペシャルシェフによるお食事もたのしみ、たのしみ。
お気軽にお越しください。皆さまのご来場をお待ちしております。


[オープニングパーティー]
7月2日(土)18:00-

※Tonotypeさんによるケータリング、
”Eatonotype”が振る舞われます。
参加費1000円(入場料込み)

[通常入場料] 400円。セレクトティー付き。


----------------------------------------
ちなみに、本日学生さんを連れてきてくださった先生は、
作家さんでもあり、現在LOOP HOLE で個展開催中です。
勝手に宣伝させていただきます。

大久保あり「山の夢」

こちらもぜひぜひ。私も時間をみつけて見に行きたいと思っています。



| プレオンゴーイングスクール | 01:26 | comments(2) | trackbacks(0) |
コメント
先日は、どうもありがとうございました!

行き当たりばったりの企画に快く対応してくださった伊佐治さん、yukieさん、スタッフの方々ありがとうございました。
10代の生徒にとって、作家の生の声が聞けたことは、とっても刺激になったでしょうし、作品ともに長く記憶に残ると思います。梅雨のゆる〜い雰囲気での会話もなかなか良かったのでは。

個展の宣伝もありがとうございます。
今週・来週も引き続き開催中です!
| 大久保あり | 2011/07/12 12:08 PM |
あり先生、

コメントへのレスポンスが遅くなってしまい、
申し訳ありません。

こちらこそ、学生さんたちの
まっすぐな視線や質問がとても新鮮で、
たのしい時間をありがとうございました。

また、ぜひオンゴーイングに
遊びにいらしてくださいね。

| yukie | 2011/09/03 1:07 PM |
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://blog.ongoing.jp/trackback/1006021
トラックバック