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ルーマニア野外映像祭:上映作品5

9月28日(土)19時より開催される「ルーマニア野外映像祭」の作品紹介&作家紹介です。当日の会場でも解説シートが配布されますが、事前に知っておくとより楽しめるかもと思う情報をここに掲載してゆきます。今回は、Cristina David(1979年生まれ)による、上映順イ虜酩覆鬚款匆陲い燭靴泙后

 

作品5

Cristina David
114 Video Tapes (114本のビデオテープ)
2015年
ビデオ
12分3秒

 

『114本のビデオテープ』は、作家のセルフポートレイトとしての映像作品。

2015年、中欧・東欧出身のアーティスト情報をまとめたデータベース「Artycok.tv」を発行するため、「tranzit.ro/Iasi」(*)が、Cristinaに依頼し制作された。現在では、映像以外にもさまざまな表現手法をつかうCristinaだが、アーティストとして一番初めに惹かれたのは、映像表現だった。そのため「Artycok.tv」のための作品を依頼された際、いままで集めた大量の映像素材を用いて作品をつくり、自身を「映像作家」としてデータベースに掲載することに決めた。

本作品は、2003〜2014年12月に集めた114本のminiDVテープから、それぞれ6秒間ずつ抜き出して制作したコラージュ。映像をとおして自分を表現することが最も心地よく、喜びを感じていた時期の記念碑的な作品ともいえる。

 

訳注*)Iasi(ヤシ)は、ルーマニア東部の都市名。「tranzit.ro」は、2012年にヤシで発足し、ブカレスト、クルジュ、シビウなどの都市で活動を展開しているアート・イニシアティブ・ネットワーク。

 

作家プロフィール

Cristina David (1979年、ルーマニア生まれブカレストを拠点に活動するアーティスト。ルーマニアの国立ブカレスト芸術大学数学科で学び、2007年にノルウェーのベルゲンにある国立芸術アカデミーでファインアート修士号を取得。

世界中のギャラリーや美術館で展示経験をもつ。主な展覧会場およびイベントとして、ルーマニア国立現代美術館、ビデオアートビエンナーレ(テルアビブ)、Shedhalle(チューリッヒ)、Montehermoso Art Space(ヴィットリア/スペイン)、Futura Gallery(プラハ)、Manifesta8(スペイン)、The Performance Art Institute(サンフランシスコ)、Rotor gallery(グラーツ)、Freiraum Q21- MuseumsQuartier(ウィーン)、tranzit.org/ Iasi, Flora gallery(ドゥブロブニク)など。2014年には、最初の出版物「フェイクス」をtranzit.ro/lasiから刊行。2015年には、美術理論家Alina Serban Cristinaと共同で、「カタストロフの道化師:ルーマニア、旧ユーゴスラヴィアおよび旧ソビエト圏での急進主義、ユーモアとアイデンティ政治学の10年」という1学期の大学コースを国立ブカレスト芸術大学で開始。2017年以降、大衆に向けたものではなく、自分自身の幸福と慰めのための連作の制作を始める。また、建築家Ana- Maria Machedonと長年にわたりコラボレーションをおこなう。

アーティスト紹介ページ:http://ivangallery.com/index.php/cristina-david/(IVAN GALLERY)

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